【保存版】獣医とのスマートなコミュニケーション術で愛犬の健康を守る

愛犬がシニア期に入ると、動物病院を受診する機会は少しずつ増えていくかと思います。

動物病院の診察のあとで

「きちんと伝えられただろうか」
「本当はもう少し聞きたいことがあったのに、うまく聞けなかった」

そんな思いを抱えたまま、帰宅したことはないでしょうか。

・緊張して頭が真っ白になってしまった。
・診察時間が限られていて、遠慮してしまった。
・あとから「やっぱり聞けばよかった」と思った。

私は、比較的コミュニケーションは取れる方で、獣医師とも、雑談を交えながら自然に会話ができ、関係性に悩むことはあまりありませんでした。

ただ、私の場合は、以前、獣医と「仲良くなりすぎたことで、逆に踏み込んで質問できなくなったそんな経験があります。

この記事では、獣医師を信頼しながらも、飼い主として必要な質問をきちんとするための

【距離感を含めたスマートなコミュニケーションについて、私自身の経験をもとに整理してみたいと思います。

※診断や治療の判断は、必ず獣医師が行うものです。
本記事は、診察をより有意義なものにするための飼い主側の視点としてお読みください。

目次

獣医の前で、うまく話せなくなるのは自然なこと

動物病院という場所は、診察を受ける犬だけでなく、飼い主にとっても、少なからず緊張する空間かと思います。

わんこ

ちゃんと伝えたいのに、ドキドキするよね

いちご

大丈夫。うまく話そうとしなくていいんだよ!

・白衣や機器に圧倒される
・愛犬のこととなると冷静でいられない
・専門用語が多い

「ちゃんと説明しなきゃ」「変なことを言ったらどうしよう」

そう思えば思うほど、言葉が出てこなくなることもあります。

これは、コミュニケーション能力の問題ではないと思っています。

誰にでも起こりうる、ごく自然な反応だと思っています。

「聞けなかった」経験が、あとから悔いにつながったこと

私自身、過去に「もう少し踏み込んで聞いていれば…」と思った経験があります。

当時は、
・診察の流れを止めてはいけない気がした
・先生の判断を信じて任せようと思った
・自分の知識もまだ浅かった

その場では納得したつもりでも、あとから疑問や不安が残ることがありました。

コミニュケーションは取れていたのですが、逆に仲良くなりすぎたことで、(こんなことを聞いて気を悪くさせないかと)踏み込んで質問できなくなってしまったのです。

この経験から感じたのは、「聞かなかった」のではなく「聞ける状態を作れていなかった」ということでした。

コミュニケーションは「話し上手」じゃなくていいのでは

ここでお伝えしたいのは、飼い主が専門家である獣医と対等に話す必要はないのではということです。

私が大切だと感じているのは、

・正しい言葉を使うこと
・専門的な質問をすること

ではなく、一緒に暮らしている人だからこそ分かる、違和感を、そのまま伝えることかと思うんです。

わんこ

ぼくのことを一番知ってるのはいつも一緒にいる人だよね

いちご

だからこそ完璧じゃなくても、伝えられるんだと思うよ!

【チェックリスト】診察前に準備しておくと助けになること

診察室で緊張してしまう飼い主の方ほど、事前の準備が心の支えになるかと思います。

いちご

いざと言うとき、これがあると焦らず安心!💖

気づいた変化をメモしておく

・いつから
・どんな様子か
・以前と比べて違う点

いちご

いつもと違う」は大きなヒントだよ!

写真や短い動画を撮っておく

・歩き方
・しぐさ
・皮膚やできものの変化

体温・食欲・排泄の様子

・平熱を知っていると比較しやすい
・「いつも通りかどうか」だけでもOK

・おしっこの色が気になったり、吐いたものがあれば、写真を撮っておくのも。

いちご

言葉で伝えることが難しい時こそ、写真や動画は役に立つよ!

「一番よく知っている人」が連れて行くことの大切さ

通っている動物病院では、いつもこんなふうに言われています。

「できれば家族の中でも、その子のことを一番よく知っている方が診察に連れて来てください」

これは本当に大事な視点かと思います。

普段の様子を知っているからこそ、「なんとなくの違和感」を伝えられるのだと思っています。

それは、獣医さんにとっても、診断の大切な手がかりになるはず!

状況によっては、ご家族や友人の方が病院に連れて行くこともあるかと思いますが、その際にも「普段の様子と違う点」を身近な方から聞く(またはメモなどを預かる)と、問診がスムーズに進むかと思います。

学ぶことは、備えること。無理のない形で

私は、飼い主さんが獣医学の専門家になる必要はないのでは、と思っています。

しかし「知ろうとする姿勢」や「関心を持ち続けること」は、いざというときに愛犬を守る力になるのではと感じていて、その考えが、獣医の説明する内容の理解に役立っていることを実感しています。

日常の中で少しずつ、本や信頼できる情報に触れていくことも、不安を減らす一歩になるかもしれません。

関連記事として「飼い主目線で役立った書籍まとめ」を紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

おわりに|うまく話せなくても、大丈夫

わんこ

一緒に考えてくれて、ありがとう!

いちご

迷いながらでも、向き合った時間は無駄じゃないよね!

診察室で緊張してしまうのは、愛犬を大切に思っているからこそ。

完璧な説明ができなくても、質問がうまく言えなくても、それで責められることはありません。

犬たちは楽しい時や嬉しいとき、わかりやすくはしゃぎ、飼い主の私にしつこいくらい甘えてきます。(個体差はあるかと思います)

一方で、痛みや辛さはじっとひとりで耐えて我慢しがちだな、とかれこれ20年以上、3頭のダックスを育てて、そばで見ていて思います。

だからこそ飼い主である私は、犬たちが言えない痛みや辛さに、いち早く気づいて獣医さんの力を借りたい。

この記事が「次の診察のとき、少しだけ気持ちが楽になる」そんなきっかけになれたら幸いです。

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