ペット栄養学会の大会に参加する目的のひとつが、企業展示ブースの見学です。
普段なかなか手に取れない専門書や、最新のサプリメントやフードに出会えるのも、学会ならではの魅力。
特に、毎回楽しみにしているのが「書籍販売ブース」
ペットの栄養や獣医学の専門書は、一般の書店ではなかなか見かけませんし、
一飼い主の私にとって、実物を手に取って選べる機会は大変貴重です。
今年も数冊、気になっていた本を実際に手に取り、内容を確認しながら購入しました。
今年購入した書籍

中・小型犬 シニアの疾患1・2 よくみる症例シリーズ EDUWARD Press
シニア期に気をつけたい、よく見られる疾患をわかりやすく解説したシリーズ書籍。
エデュワードプレス発行の『よくみる症例シリーズ 中・小型犬 シニアの疾患1・2』は、
加齢にともなう病気の基礎知識から日常ケアまで、飼い主にも読みやすくまとめられた一冊。
動物病院でも参考にされる内容と伺い、シニア犬と暮らす方にとって心強いガイドにと購入しました。
動物病院スタッフが知りたい 犬と猫のデンタルケア EDUWARD Press
現場の視点から学べるという、実践的なデンタルケア解説書です。
エデュワードプレス発行『動物病院スタッフが知りたい 犬と猫のデンタルケア』は、
歯科の基礎から応用までを丁寧に解説した専門書。
一飼い主として、愛犬たちが子犬の頃から積極的にデンタルケアに取り組んできた私にとって、
ここまで特化された内容はとても心強く、日々のケアへの理解を深める一冊となりました。
17歳9ヶ月のおうちケア「歯磨きシーン」


毎日、一日2回、犬の歯磨きをすることは、正直とても大変でした。
特に3頭多頭飼いの時期は、毎日、犬の歯磨きばかりしているような気分でした。
しかしながら、子犬の頃からの習慣にしたおかげで、
口を開けることに抵抗が少ないため、口唇及び口腔内の悪性腫瘍にも早く気づくことができました。
また、歯を一本も失うことなく、歯が真っ白なままシニア期を迎えられました。
今回のショート動画では、実際に毎日続けてきた歯磨きの様子を少しだけご紹介します。
手間はかかっても、歯と口腔の健康を守ることが、全身の健康にもつながると実感しています。
今回、大会で購入した書籍と出会いで、さらに自身の理解が深まりました。
学会の楽しみは書籍との出会い|ペット栄養学会での収穫
今回も興味深い書籍に出会うことができました。
信頼できる知識を得るには専門書が心強い味方。
飼い主目線でも、きちんとした根拠や理論を知っておきたいと思うからこそ、
こうした場は本当にありがたいです。
新しい知識や製品との出会いは、愛犬の健康管理に活かしていきたい大切な糧。
これからもこうした機会を大切にしながら、
飼い主としても知識をアップデートしておうちケアに役立てて行きたい。
これからも引き続き学び続けたいと思います。
