おうちでできる犬のお手入れを、実体験をもとに綴っています。
爪切りや足裏バリカンなど、実際のケアの様子をお届けします。
お手入れをし始めると、気持ちが良いのか、うとうと眠ってしまう動画の表情にもご注目ください。
おうちケアとは
おうちケアとは、トリミングサロンや病院に行かなくても、
自宅で飼い主が日常的に行う犬のお手入れのことです。
たとえば、こんなケアがあります💡
・爪切り
・足裏の毛の周りのカット(バリカン)
・耳掃除
・ブラッシング
・歯みがき
・目や口まわりの拭き取り
・おひげカット
・肛門腺しぼり(慣れていれば)
・マッサージ
定期的にこうしたケアをすることで、
清潔を保つだけでなく、「けが」や「病気」の早期発見にもつながります。
また、飼い主と愛犬の大切なスキンシップの時間にもなります。
「気持ちいいね」「がんばったね」と声をかけながら、
信頼関係を育てるきっかけにもなります。
実際のお手入れ映像
私の「おうちケア」では、愛犬にとって気持ちの良い時間にしたく、
ゴロンと横になったリラックスした姿勢で行います。
愛犬と飼い主が1対1で向き合う、信頼関係を築く良い時間となっていると思います。
実施のお手入れ映像がこちらです💡
・爪切り
・足裏バリカン
・やすりかけ
2025年6月現在 12歳9ヶ月(元保護犬:生後10ヶ月で家族に迎えました)
日常のお手入れのワンシーンをノーカットでお届けしています。
ゆったりとお手入れをしていますので、気になる箇所は概要欄のチャプターをご参照ください。
おうちケアをするときは、仰向けや横向きの姿勢で行うことが多いです。
今回の爪切り・足裏バリカンといった脚周りのケアは、1週間に1回くらいのペースで行っています。
🐶わんポイントアドバイス🐶
爪が伸びすぎると歩き方に負担がかかり、関節にも影響が出ることがあります。
また、足裏の毛が伸びると滑りやすくなり、転倒の原因にも。
1週間~10日に一度のペースでチェック・お手入れするのが理想的です。
お手入れ方法
爪切りのコツ
リラックスしているときに行う
・お昼寝のあとや、落ち着いているタイミングがおすすめ。
・無理に押さえつけず、そっと脚を触りながら始めましょう。
💡比較的、前脚より後脚の方が抵抗が少ないので後脚から始めるのも◎
爪を固定する
・動かないようにしっかりと固定したい。
・足回りは敏感な箇所なので、強く握るとかえって防御反応で脚を引っ込めてしまうため、
しっかりと優しく固定できると◎
少しずつこまめにカット
・血管の手前を切るように少しずつ、こまめに!
・一度に全部切ろうとせず、1〜2本ずつでもOK。
💡毎回ちょっとずつ切ることで、「血管を切るリスク」を減らせます。
光に透かして血管の位置を確認
・白い爪は血管が透けて見えるので、昼間もしくは、手元にライトを当てながら作業すると安心です。
💡黒い爪は無理せず、表面だけを少しずつ削るイメージで。
(うちは1頭目は黒い爪。2頭目、3頭目は白い爪)
止血剤を準備しておく
・もし出血してしまっても慌てないよう、事前に止血剤(パウダーなど)を用意しておくと安心です。
💡痛い思いをすると、爪切りが苦手になってしまうことが多いので、ちょっとずつで◎
ごほうびもOK
・撫でながら行ったり、「よくできたね」などの声かけや、
スペシャルなおやつで「爪切り=いいこと」と結びつけると、次回以降がぐっとラクになります。
💡爪切り自体が、リラックスご褒美タイムに変わると◎
足裏バリカンのコツ
明るい場所で足をしっかり確認
肉球の間に生えている毛は見えにくいので、昼間や明るい場所、ライトを使って作業すると安心です。
犬が横になっている時がチャンス
リラックスしてゴロンと横になっている時に、後ろ脚からそっと始めるのがおすすめです。
💡バリカンの音にびっくりしないように、音にも慣れると◎
バリカンは「滑らせる」ように使う
肉球に押しつけず、軽く滑らせるようにすると、安全に使えます。
肉球と肉球のあいだは“浅めに”カット
無理に刃を入れず、見えている毛だけを整える感覚でOK。刃先は平行に保ちましょう。
時間をかけず、こまめに整える
毛が伸びてからまとめて切るより、1週間〜10日ごとに少しずつ整える方が、犬への負担も少なく済みます。
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まとめ
おうちケアは、特別な技術がなくても大丈夫。
大切なのは、「気づくこと」「寄り添うこと」から始めることかと思います。
無理なくできる範囲から、少しずつ習慣にしていけば、
愛犬も自然とリラックスして受け入れてくれるようになります。
お手入れの時間が、ごほうびのようなふれあいのふんわり時間になりますように。
今日も、愛犬と一緒にごきげんな一日をお過ごしくださいね。
