【参加レポ】ダックス限定の勉強会で学んだ「歯磨きのコツ」と新しい気づき

犬の歯磨きは毎日のケアの中でも特に大切な習慣。

でも、「自己流になっていないか」「もっと上手にできる方法はないか」と思うことはありませんか?
今回私は、JARVISどうぶつ医療センターTokyoで開催されたダックスフンド限定の歯磨き勉強会に参加し、専門家の話を聞きながら、実際に歯磨きのコツを学んできました。

ちょっとした見直しでおうちケアをもっと快適にできる発見がありましたので、ご紹介させていただきます。

愛犬へのおうちケアがこれからの方も、既に取り入れていらっしゃる飼い主の方にも、この記事がお役に立てましたら幸いです。

目次

勉強会の参加のきっかけ

私はこれまで朝晩2回、長年にわたり3頭のダックスたちの歯磨きを続けてきました。

おかげで犬たちは「歯がとてもきれい」と褒められることも多く、現在13歳の愛犬も、歯石もほとんどなく、抜けた歯は一本もありません。
先住犬たちも一本も抜歯もなく、立派な歯が最後まで全部ありました。

犬たちに毎日の歯磨きは決して楽ではありませんが、毎日コツコツと続け、習慣にしていました。

また、歯磨き習慣の甲斐あって、2頭目の犬は、自宅での歯磨きの際、違和感にすぐ気づき、口唇悪性黒色腫(当時13歳1ヶ月)と口腔内悪性黒色腫(当時16歳10ヶ月)を早期発見することができました。

ただ、自己流が続くと、犬の歯磨きが正しくできているのか、更により良い方法があるのではないか、という気持ちもあったため、機会があれば「専門家の意見を聞いてブラッシュアップしたい」という思いがあり、今回の勉強会の参加に至りました。

勉強会のテーマと内容

今回の勉強会は、JARVISどうぶつ医療センターTokyoの主催者の方がこう呼びかけていました。

・同じお悩みを持つ犬と飼い主のための勉強会
・実は、0歳からお口トラブルが健康全体に影響する可能性があることが知られている。
・ワンちゃんにとって最大の武器は「歯」
・歯とお口の健康は、消化・免疫・皮膚など、全身のコンディションを整える第一歩!

これらの言葉に大きく共感しました。
歯は食事のたびにわずかに「たわむ構造」らしく、犬も人と同じように歯と歯肉の間に溝ができるそうです。

だからこそ、日々のケアでプラークを溜めないことが重要だという話に共感しました。

専門家からのアドバイスと新しい発見

勉強会では、個別にも相談に乗ってくださり、愛犬の歯磨きへの姿勢や歯の状態を褒めていただいた一方で、

ブラシの当て方が少し強いので優しく行うこと
歯茎をシートで拭く時間より、歯ブラシで丁寧にプラークを落とす方に時間をかけた方が良い

といった具体的なアドバイスをいただきました。

実際のおうちケア(歯磨き編)

歯ブラシの当て方が少し強いので、優しく行うように」とご指導いただいた私のおうちケアですが、参考までに、こんな感じで歯磨きを習慣にしていましたので、ご紹介させてください。

二度の悪性腫瘍(13歳1ヶ月:口唇悪性黒色腫、16歳10ヶ月:口腔内悪性黒色腫)を早期発見できた、2頭目の犬への歯磨きシーンです。

今後は、ご指導いただいた磨き方を取り入れて、より快適におうちケアが行えるよう努めたいと思います。

さて、歯磨きジェルは既に使用しておりますが、今回の勉強会ではアース製薬と共同開発された歯磨きジェル「クリスタルジョイ」を実際に試させていただきました。

うちの犬は、初めての食べ物に対し警戒心の強いのですが、これは無味無臭なので抵抗感も少なく、まったく嫌がらずに受け入れてくれました。

このジェルは適度なとろみがあるので歯ブラシに馴染みやすいですが、ブラシが苦手なワンちゃんには、飼い主さんの指で歯茎に塗ってあげてもよいと感じました。

歯と腸のつながりにも注目

犬の口腔内はアルカリ性

これは虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすい環境とのこと!
また、歯周病に罹患すると全ての疾病になりやすい傾向にあるとのことでした。

更に、講師の先生からは腸内環境を整えることが歯周病予防にもつながる可能性があるとのことをお聞きしました。

その考えに基づき開発されている、毎日続けられる健康ごはんの「7Days Food」を現場で少し味見をさせていただいたところ、こちらもペロリと完食して驚きでした。

さらに、健康をサポートするおやつの「ケアピューレ」のサンプルもいただきましたので、「7Days Food」の他の味の試食と合わせ、後日、別記事にまとめレポートする予定です。

YouTubeショートにて「7Days Food」試食の様子を公開中

まとめ:歯磨きは、愛犬の健康を守る日課

今回の勉強会への参加は、改めて愛犬への歯磨きは「単なるお手入れ」ではなく、愛犬の体全体の健康を守るための大切な時間だと感じ、良い学びの機会となりました。

またダックス限定の勉強会(10組)であったため、たくさんのダックスちゃんに会えて情報交換もでき、まさにダックスオフ会の様でとても楽しかったです。

さて、愛犬への歯磨きの理想は「毎回5分の歯磨き」がベストとのことでしたが

・毎日少しずつでも続けること
・そして時々専門家の意見を聞いてケアを見直すこと

それが、長く愛犬の健康に寄り添うための第一歩だと思いました。

犬の歯磨きを朝晩続けるのは大変ですが、毎日の積み重ねでベストな状態の口腔内がキープできれば、うちの犬のように口腔内の疾患を早期に発見する機会も増え、結果、愛犬のQO L(クオリテイオブライフ)の向上につながるかと思います。

一緒にワンちゃんへの歯磨きをコツコツと頑張っていきましょう!
この記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。

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